JUL
22
2026
WED
AIとRPAを活用した業務自動化
今回の月例会では、AIを活用した業務効率化を提供するベンダーを招き、AIとRPAを組み合わせた業務自動化の仕組みと、各業界における導入事例について学んだ。
AIとRPA、人の役割分担
AIが契約書や住民票、領収書などから必要な情報を読み取り、RPAがシステムへの入力や通知などの定型処理を行う。人は例外対応や最終確認を担当し、「自動化7割、人による確認3割」といった運用が現実的との説明があった。
AI
契約書・住民票・領収書などから必要な情報を読み取る
RPA
システムへの入力・通知などの定型処理を行う
人
例外対応・最終確認を担当する
業界別の導入事例
事例として、不動産業における契約書情報の自動入力、保険代理店における契約内容のチェック、不動産仲介業における物件情報の登録・更新、士業事務所における住民票入力、宿泊業におけるアンケートや口コミの集計・分析などが紹介された。いずれも作業時間の短縮や入力ミスの削減、専門人材のコア業務への集中につながっている。
| 業界 | 適用領域 |
|---|---|
| 不動産業 | 契約書情報の自動入力 |
| 保険代理店 | 契約内容のチェック |
| 不動産仲介業 | 物件情報の登録・更新 |
| 士業事務所 | 住民票入力 |
| 宿泊業 | アンケート・口コミの集計・分析 |
導入に適したケースと、注意が必要なケース
導入に適しているのは、反復作業が多い業務や、人手不足により有資格者・管理職が単純作業を担っているケースである。一方、業務量が少ない場合や非定型業務が多い場合は、費用対効果が合わない可能性がある。
✅ 導入に適している
- 反復作業が多い業務
- 人手不足により、有資格者・管理職が単純作業を担っているケース
⚠️ 費用対効果に注意
- 業務量が少ない業務
- 非定型業務が多い業務
内製化と外部委託
また、社内担当者による片手間での内製化は、運用負荷や担当者依存のリスクがある。外部委託により、業務整理から構築、運用、改善まで一貫して支援する方法も有効である。
今回の月例会を通じて
AI・RPA導入では単に作業を自動化するのではなく、不要な業務を見直し、人とシステムの役割を整理することが重要だと感じた。
中小企業では、対象業務を限定して小さく始め、効果を確認しながら展開することが現実的である。